セルフカットの需要が高まっているらしい…。嫁からそんなことを聞きました。だとしたら、自分が少しでもそのやり方をお伝えしないといけないのではないか?と思ったわけです。
本日のYahoo!のトピックに、バリカンが品薄になってるって記事が出てました。先日、この記事を書くためにAmazonで調べていたら、在庫ないの多いな~と感じていたのですが、ヤッパリって感じですね。
というのも、もう何年もセルフカットが当たり前になっているから…。これこそまさに、自分が役立てる、数少ないことの一つに違いないと思いたち(すごく大げさだけど…)、自分自身のセルフカットのやり方を書いてみたいと思います。
ちなみに自分のセルフカットは-
- 細かいテクニックは使いたくない(面倒くさい方法はヤダ)
- 短時間で切りたい
- 後片付けも簡単に
というのが前提になっています。
そして使うモノもシンプル
ほぼ“バリカン”オンリー
です。
そのため、『メンズ』で『短髪』な方が主な対象になります。とはいえ、先日、本人に頼まれて嫁の髪を少し切ってみました。しかもバリカンで…。その件は後ほど少しだけ…。
ほぼバリカンのみでのカットですが、一応、セルフカットを始めた当初に、それなりのハサミを買いました。
なのですが、カットハサミ(フツーの?ハサミ)の方はほとんど使っていません。自分のように毛の量が多い人は、すきバサミはあった方が良いでしょうが、ハサミに気合いとお金をかける必要はないでしょう。あくまで自分の髪型とやり方では―、ですが。
では、なぜ自分がセルフカットに目覚めたのか、まずはそのいきさつから。
そんなのいいから早くやり方を教えろ!
って人は、すっ飛ばして下さい(‘◇’)ゞ
セルフカットへの目覚め。
セルフカットにしてから、かれこれ5年くらいになるでしょうか。
セルフカットにした理由はいくつかありますが、一番の理由は、美容院にしろ床屋にしろ、あの空間がたまらなく苦手だから!というもの。
世間話というものが超苦手。
かといって、黙り続けるのもなんとなく申し訳ないというか…。口下手で人見知りなのに、一応気にし~なんですね。
セルフカットとは関係ありませんが、タクシーのあの空間もすごく苦手。
いい天気ですね~
そうですね~
…
……
何を喋ればいいんだ!?
「空って青いですね~」
とか言えば良いのだろうか?
「Amazonプライムで『この世界の片隅に』を初めて見ましたよ!」
とか話せばOKなのだろうか。
もう考え出すと何を話せば良いのか分からなくなる。
嫁に切ってもらっていた時期もあったけど…
ひとり身ならともかく、家族がいるなら、家族の誰かに切ってもらうってのも方法の一つでしょう。実際、自分の場合も嫁に切ってもらっている時期がありました。
ただね、妻とはいえ、人に頼むのって、やっぱりちょっと気が引けるんです。
嫁もどんどんー
面倒くせーな
という雰囲気をカモし出してきました。っていうか口に出して言ってましたけど…。
救世主の誕生!?
そんな時に現れたのが、QBハウスなどの、いわゆる1,000円カット。
短時間で終わるのに、しかも安いってどういうこと?って自分は神のように思ったくらい(髪だけに…)。
自宅の近くにQBハウスが出来た時に(と言ってもバスで15分くらいかかるけど…)、初めて散髪しに行ったら、40分くらいかけてすごく丁寧に切ってもらった時は、色々な意味で「大丈夫かな?ココ」と思ったけど、しばらくはわざわざバスに乗って散髪しに行っていました。
人の髪を流れ作業のように切り刻むサマに共感を覚えたわけです。
ただ、徐々に値上げもあったり、なんといっても待ち時間が長かったりで、少しずつ気持ちも萎えてきて…。
それと、美容院や散髪屋では必須の、なんて言うのでしょうか、クビに巻くアレ。調べてみるとケープとかマントとかいうみたいですけど。
首に何かを巻いたりするのが苦手で…。小さな頃に被る帽子に付いていたゴムも苦手でした。タートルネックの服も超苦手。
というわけで行きついたのがセルフカット。
セルフカットのメリットは、なんと言っても『フリー』だということ。
お金はもちろん、時間が空けば何時だろうと切ることが出来る。お金と時間からの自由。そんなの説明するまでもなく当たり前。
セルフカットのやり方
前置きが長くなりましたが、自己流のセルフカットのやり方を説明したいと思います。しつこいようですが、あくまで自分の髪型の場合はってことでご承知おきください。。。
あ、説明する前に、仕上がりがどんな感じになるのか見せておきます。
おい!その程度かよ!
って方は、今すぐにページを閉じて、他の人を参考にした方がいいです(-_-;)。時間のムダになっちゃいますんで。
では、説明していきます。
- バリカン(アタッチメント含む)
- ハサミ(使うのは主にすきバサミ)
- ゴミ袋(切った髪の毛を入れるため)
バリカンについて
自分が現在使っているのがこのバリカン。2年半くらい前にアマゾンで買ったものです。ちょっと見てみたら、買った当初よりも1,000円くらい値上がりしています…。しかも現在は買えません。
次に買うんだったらこのバリカンにはしないかなと。
電動式なのは当然のこととして、コードレスであることも必須でしょう。コードがあったら邪魔でしょうがない。
それと、刈り高調整に使うアタッチメントも多い方が良いです。髪が少し長めの人は、長めにカットできるアタッチメントが付いているバリカンを選ぶと良いかもしれません。ダイヤル調整で長さを変えることが出来るバリカンも増えてきていて、これだと面倒くさくなくて便利そうですね。
また、本体が丸洗いできるタイプのバリカンは後片付けが簡単ですが、これは必須ではないです。自分のも本体は水洗い出来ません。
ハサミについて
セルフカットを始めようとした当初は、少し気合を入れて、イイ感じのハサミを購入してもみましたが、自分の場合はそんなたいそうなモノは必要なかったです。というよりも使いこなせないというか…
ただ、毛量が多い人(自分もそう)は、すきバサミはあった方が良いと思います。なんか軽くなってスッキリするんで。
ゴミ袋
まぁ、わざわざ説明する必要もないかと思いますが、カットした髪を入れる袋などは前もって準備しておきましょう。切った後で準備しようとすると、そこら中が毛だらけになるかもしれません。掃除機を近くに置いておくのもそうですね。
ちなみに、自分の場合はゴミ袋は使いますが、掃除機などは使いません。その理由はこのあとで…。冒頭の画像を見れば分かるか…。
セルフカットのデメリット
セルフカットの面倒なことの一つに、後片付けがあると思います。髪を切ったら、当然髪はその辺に散らばりますし、服や肌に付いたり、髪の中にもそのまま切った髪が紛れてしまうので、洗髪しないと取れないでしょう。
QBハウスなどでは、洗髪サービスはありませんが、掃除機のようなもので吸い取ってもらえます。それでも頭を振れば髪が落ちてきてしまいますが…。一時期、これが問題視された記憶もあります。
切った髪を受け止めてくれるケープも売っているようですが、これを付けるとセルフカットは出来ないでしょうね。邪魔になって。
と、思ったら、ケープから腕が出せるタイプのモノも売ってるんですね。
これだとセルフカットも大丈夫そうです。
いい笑顔です。ただ、それでも後片付けが面倒臭いことにかわりありません。
そこで、自分が辿り着いたのが(というか最初からそうしてましたが…)、お風呂場で全裸で切る!ということ。
切り終えたら、切った髪をシャワーで排水溝に集め、準備していたゴミ袋に入れて終わり。実に簡単。
ただし、これにもデメリットが2つ。
冬場は当然寒いです。風呂場は特に寒い場所の一つなので、切る前にお湯を張って、少しでも洗い場を温かくするようにはしています。でも、そうすると鏡が曇りやすくなるんですけどね…。
もう一つのデメリットが、ちょっと変態チックな感じになること。この記事のために、三脚を風呂場に立ててスマホで撮影しましたが、ますます変態度が加速しそうな見た目になりました。でもやっていることは髪を切っているだけですからね。大した問題ではないでしょう。
自分が死んだ後にでもー、
そういえば、お父さんって全裸で髪切ってたな~
なんて振り返ってくれると、それはそれでアリではないでしょうか?(なしか?)
というわけで(?)、後片付けを簡単にしたいなら、風呂場で全裸で髪を切ることを強くおススメしておきます。
ススめるんじゃねーよ!
実際に髪をカットする際のアプローチの仕方
さて、ではここからは実際に髪を切っていく段階の話です。
自分の場合、どんな髪型にしたいのかをイメージし、エリア(髪の長さ)とアタッチメントを対応させます。
具体的に説明していくと、髪を3つのエリアにわけます。
これは、それぞれ使うアタッチメントの場所になります。正確には、4つのアタッチメントを使うのですが、主なものは3つ。
青の場所が7-9mmのアタッチメント。黄色の場所が16-18mm。赤が28-30mm。
もちろん、実際に色を塗れるわけでもないので、あくまでイメージです。
セルフカットを始めた当初は、どこをどの長さにカットしたらちょうど良いのか分からなかったので、長めのアタッチメントから始めて、徐々に短いものに変更していきました。そして落ち着いたのがこの長さ。
バリカンの使い方
バリカンの使い方はとても簡単。毛の流れに逆らうように、下から上に刈り上げていくだけ。エリアとエリアの境目の辺りは、斜め45度くらいに滑らかに刈り上げていきます(ってなんとなくですけど…)。あと必要なのは覚悟だけです。
“覚悟”で済ますな!ボケ!
頭の後ろも、鏡を見ることなく切っていきます。最初は左手に鏡、右手にバリカンを持ってやっていた記憶もありますが、やりにくいし面倒なのですぐにやめてしまいました。ただ最初は、カットしたいそれぞれのエリアを目視で確認しながらやった方が良いでしょう。慣れてきたら、バリカンが頭皮に触れる間隔で、それぞれのエリアがなんとなく分かってきます。
後は音ですね。髪をカットする音がしなくなったら、切り残している髪がなくなったってこと。
一番の問題は、アタッチメントよりも長い箇所のエリアです。一番長いアタッチメントが約3センチ。これよりも長いアタッチメントに対応しているバリカンはあまりないようです。パナソニック製にはありそうですし、評価も高いので、今度買い替える時は考えたいですね。お値段も他より高めですが…。
で、アタッチメントよりも長くしたい部分を地肌に付けながらカットしてしまうと、当然アタッチメントの長さにカットされてしまいます。
それでも、面倒なテクニックなどは使いません!
ではどうするのか?
自分の場合は、ちびまる子ちゃんの永沢君をイメージします。
知っている人も多いとは思いますが、永沢くんは以下のような感じです。
下手なりに描いてみました。
通常の永沢くんは、玉ねぎのような、あるいはとんがった山のような頭ですが、イメージするのは山脈バージョンの永沢くんです。
自分の頭がこんな形だとイメージして、これに沿ってバリカンを動かします。これで万事OKです!
OKじゃねーよ。オマエの頭の中の方が心配だわ…
すべてのエリアをそれぞれのアタッチメントでカットし終わったら、一番下の部分(襟足っていうんですかね?)を4-6mmのアタッチメントに付け替えて、下から3センチ程度を刈り上げます。
これでほぼ終了ですが、自分は毛量が多いので、上の部分をすきバサミでカット。なんとなく手で触って、『なんかココ毛が多いよな』って部分を半分の長さくらいをザクっとカット。この辺は適当。
これで終了。
髪の毛を洗い流し(あらゆる所に付いてます。全裸なので… ねぇ…)、頭頂部に少し整髪剤を付けて髪の毛を立たせると、平常運転バージョンになります。
怒った表情にするとこんな感じ。
アンニュイな雰囲気にするとこんな感じ(アンニュイって正確にはどんな感じだろ…)
バナナを持つとこんな感じ。
というわけで自分自身のセルフカットのやり方は以上で終わりです。
今後、他のバリカンに買い替えたりしたら、それも追記したいと思います。
ちなみに最近では息子の髪も切ってあげてます。前述した通り、嫁の髪も少しだけカットしました。バリカンで。髪型によりけりなんでしょうが、バリカンだと毛先を直線にカットしやすいそうです。もちろん、プロではないのでよく分かりませんが、以下のような髪型の人でしょうかね。
追記出来ることがあれば、また書いていきます。
一応最後に、セルフカットのキモについて2点書かせてもらって終わりにします。
- 例え失敗しても、髪はイヤでも生えてくる!
- 美容院や床屋でプロがカットした方が、仕上がりがイイに決まってる!
以上、おあとがよろしいようで。。。
よくないわ!