5月20日は、「ローマ字の日」です。
1955年(昭和30年)に財団法人「日本のローマ字社」が制定しました。
日本式ローマ字つづりの発案者で、ローマ字国字論を展開した田中舘愛橘(たなかだて あいきつ)の命日である5月21日にちなみ、切りのよい20日を記念日としました。
ローマ字国字論とは、日本語の表記をローマ字にすべきだという主張のことをいいます。
さて、さまざまなところにローマ字は溢れていますが、中国でもローマ字は使われます。
例えば、中国にはローマ字で引ける辞書があります。
日本のような平仮名がない中国では、漢字そのものを忘れてしまっては、辞書を引くことが出来ません。
そこで、ローマ字の登場です。
漢字を忘れてしまっても、読み方や発音が分かれば、ローマ字で辞書を引けるというわけですね。
そのため、中国の小学生は、たくさんの漢字を覚える前に、ローマ字を先に覚えるそうです。
そんなローマ字ですが、ローマ字には訓令式とヘボン式があります。
人名や場所の名前にはヘボン式が採用されることが多いのですが、ヘボン式の場合、「b」「p」「m」の前は「m」と表記することが決まっているのです。
そのため、新宿(shinjuku)と新橋(shimbashi)の表記には、『n』と『m』の使い方に違いがあるというわけです。
というわけで、5月20日は「ローマ字の日」です。
皆さんは、「なんだかややこしいからどうでもいいや」と思いませんでしたか?
今日はその他にも、世界計量記念日、東京港開港記念日、成田空港開港記念日、森林の日、電気自動車の日、水なすの日、こんにゃく麺の日、ガチ勢の日などの記念日があります。
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