5月17日は「お茶漬けの日」|お茶漬けにアラレが入っている理由。【今日は何の日?】

5月17日は「お茶漬けの日」

5月17日は、「お茶漬けの日」です。

江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した、永谷宗七郎(ながたに そうしちろう)の子孫にあたる永谷嘉男(ながたに よしお)が創業した永谷園が制定しました。

永谷宗七郎の命日である1778年5月17日が記念日の由来となっています。

永谷園は、1952年(昭和27年)に、インスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売しました。

発売当初からほとんど変わらない味で、とても長い間、愛され続けている商品となっています。

ちなみに、お茶漬けの素には、アラレが入っていますが、その理由をご存知でしょうか?

お茶漬けの素のパッケージの中には、乾燥させた具と、出汁を粉末状にしたものが入っています。

販売当初は、現在のように密封されたパッケージにする技術がなかったため、中の具材に湿気が含まれてしまうことが悩みでした。

その悩みとは別に、香ばしさや歯触りの為に、アラレを入れるということも行われていました。

すると、アラレを入れたお茶漬けの素は、湿っていない事が分かりました。

つまり、アラレが乾燥剤の役割を果たすとともに、新しい食感も生み出したというわけです。

乾燥剤としての役割は現在では不要ですが、このようにして、アラレは現在のお茶漬けに欠かせない存在となっていったのです。

今日はその他にも、世界電気通信および情報社会の日、生命・きずなの日、パック旅行の日、世界高血圧デー・高血圧の日、多様な性にYESの日などの記念日があります。

もぐら夫

42歳の「もぐら夫」にして「もぐら父」。 人生の95%が半径5mで出来ています。 妻と2人の子ども、2匹の犬と暮らす、もぐら生活をお届けします!

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