5月9日は、「黒板の日」です。
全国黒板工業連盟が2000年(平成12年)7月に制定し、2001年(平成13年)から実施しました。
「こ(5)く(9)ばん」(黒板)と読む語呂合わせに加えて、アメリカから黒板が初めて輸入されたのが1872年(明治5年)5月頃だということが、記念日の由来となっています。
黒板の名前は、英語の「blackboard」を直訳したことが由来しています。
現在では緑色をしている黒板ですが、当時の黒板は、木の板に墨汁を塗ったものや、漆を塗ったものが使われていて、文字通り黒色の板でした。
しかし、黒色の板の上に、白のチョークで書かれた文字を見るのは目が疲れるという理由から、黒より目が疲れない緑色に変更されました。
それ以降、緑色の黒板が作られるようになりましたが、黒板という名前はそのまま残ることになったわけです。
ちなみに、学校の黒板の位置は、ほとんどの場合、西側に設置されているのをご存知でしょうか?
理屈は簡単で、窓の位置は太陽の光を取り入れるため、南側に設置されることがほとんどです。
そのため、廊下は北側になります。
と、いうことは、黒板は東か西に設置されるはずですが、学生の多くは右利きの人がほとんどです。
黒板が東に設置されると、ノートに書く際に、窓からの太陽の光で手の影ができ、文字が見づらくなってしまいます。
そのため、必然的に黒板の位置は西側に設置されることになります。
というわけで、5月9日は「黒板の日」です。
皆さんは、黒板に相合傘を書きましたか?
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